クルーズ保険とは
クルーズ保険は、旅程の大半を海上で過ごす旅行のための旅行保険です。旅行キャンセル補償と旅行中断、治療費用、緊急医療搬送、手荷物、遅延といった一般的な補償に、乗船に間に合わない乗り継ぎ遅延や寄港地での出航への乗り遅れなど、船旅で重要になる補償をまとめたものです。
この名前の裏に独立した商品カテゴリーがあるわけではありません。中身は旅行保険で、クルーズ向けの特約が付くこともあり、保険会社、比較サイト、あるいはクルーズ会社自身が販売しています。クルーズで変わるのは、実際に頼りにする補償がどれかという点です。
クルーズ船の旅行保険が特別な理由
クルーズで起きるトラブルは、都市観光やドライブ旅行とは種類が違います。大きな違いは次の4つです。
船内の医療センターは費用を請求します。 大型船には必ず医師と看護師が乗っていますが、医療センターは民間のサービスです。診察、検査、薬の費用は船内アカウントに請求され、自国の健康保険では払い戻されないこともあります。
海上での搬送は高額です。 船では対応できない病院での治療が必要になると、テンダーボートやヘリコプターで船を降ろされたり、次の寄港地で下船したりして、その後に飛行機で帰国することになります。船からの緊急医療搬送には数万ドルかかることがあります。このリスクこそ、クルーズに保険をかける最も大きな理由です。
船は待ってくれません。 飛行機が遅れて乗船に間に合わなかったり、ツアーが長引いて帰船時刻に遅れたりすると、船はあなたを置いて出航します。次の寄港地で追いつくには、直前に航空券やホテルを手配しなければなりません。
最終支払日を過ぎると代金が確定します。 クルーズ会社は予約時に予約金を、最終支払日に残額を受け取ります。最終支払日は通常出航の数か月前で、長期の航海ではさらに早くなります。この日を過ぎてからキャンセルすると、通常はクルーズ料金の大部分または全額を失います。その金額を守るのがキャンセル補償です。
注意: 米国では、オリジナル・メディケア(Original Medicare)は海上や国外での医療を補償しません。メディケアを頼りにしている方は、出航前にシニア向けガイドをお読みください。米国以外にお住まいの方は、国際的な旅行保険を比較してください(EKTA はほとんどの国の旅行者に販売しており、日本の方は国内の海外旅行保険も比較できます)。
クルーズの旅行保険の3つの入り方
1. クルーズ会社のプラン。 主要なクルーズ会社はどこも予約時に旅行保障を販売しています。たとえば Carnival Vacation Protection、Royal Caribbean Travel Protection Program、NCL BookSafe Travel Protection などです。追加が簡単で、料金は通常クルーズ料金の価格帯ごとに決まり、キャンセル関連はクルーズ会社が自ら対応します。返金は現金ではなく、一部が将来のクルーズクレジットで支払われることが多く、補償されるのは通常クルーズ会社を通して予約したものだけです。
2. 第三者の保険。 保険会社や比較サイトで加入する保険で、自分で予約した航空券やホテルを含む旅行全体を補償でき、保険金は現金で支払われます。米国にお住まいなら、VisitorsCoverage で複数の保険会社のクルーズ向けプランを一度に見積もり比較できます。EKTA はそれ以外のほとんどの国の旅行者に販売しています。どちらも上に表示しています。
3. クレジットカード付帯の補償。 一部の上位カードには、旅行代金をそのカードで支払った場合に、旅行キャンセル、旅行中断、遅延の補償が付いています。こうした補償は支払った金額が中心になりがちで、治療費用や緊急医療搬送の補償は薄いか、ない場合もあります。当てにする前に、カードの補償規定を読んでください。
組み合わせることもできます。たとえば、クルーズ料金はカード付帯の補償でカバーし、海上で過ごす期間は治療費用のみの保険に入る、という方法です。おすすめのクルーズ旅行保険のガイドでは、補償ごとに比べる方法を順を追って説明しています。
クルーズ保険の保険料はいくら?
業界の目安では、総合型の保険は補償対象とする旅行代金のおよそ4〜10%です。この旅行代金とは、キャンセルした場合に失うものすべてを指します。客室の全員分のクルーズ料金、航空券、乗船前のホテル、その他前払いしたすべての費用です。
保険料を左右する要素は3つあります。最も影響が大きいのは最年長の旅行者の年齢で、65歳以上向けの保険がこの範囲の上限かそれ以上になることが多いのはそのためです。理由を問わないキャンセルの補償を付けるとさらに上がります。治療費用のみのプランは、キャンセル部分を含まないため安くなります。
€3,000の旅行なら、目安では総合型の保険は€120〜€300程度です。上の見積もりツールで、ご自身の旅行と年齢に合わせたおおよその範囲がわかります。当サイトの料金データにある実際のクルーズ料金を使った計算例は、クルーズ保険の費用をご覧ください。
ヒント: 保険をかける前に料金を把握しましょう。クルーズを探すで出航を比較し、プランのページから値下げ通知を設定しておけば、パンフレットの料金ではなく実際に支払った金額に保険をかけられます。
どのクルーズ保険ガイドを読めばよい?
保険は居住国や保険会社によって異なります。加入前に必ず保険約款をお読みください。